
"おおまわり"第五弾 レポート
- 2009年8月19日実施

- 和歌山
- (6:10)
- 王寺
- (8:49)
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- 和歌山
- (6:10)
- 王寺
- (8:49)
おかげさまで、おおまわりの旅も記念すべき第五回。それと同時に、年に一度の鉄道旅行は5年目を迎えることになりました。といっても、特別な行程を立てたわけではありませんが、鈴ちゃん、すじ雲、キノの三人によるいつものメンバーで旅しました。今回はイベントの一つに、乗換駅で駅スタンプを押して回るという、スタンプラリー形式を組み入れて各地を巡ってまいります。
今回の経路は和歌山駅から桜井線を経由せずに、加茂、草津、草津から西方向をまわるように設定。以下の画像にあるスタンプラリーのスランプ用紙のとおり、ラリーポイントはこれらの経路から王寺、加茂、柘植をピックアップしました。そんなわけで、まずは和歌山駅から和歌山線に乗車して王寺を目指します。王寺はスタンプラリーのラリーポイントの一つで、大和川をモチーフとしたスタンプが設置してあります。
- 王寺
- (9:13)
- 加茂
- (9:47)
Q
- 王寺
- (9:13)
- 加茂
- (9:47)
王寺から221系の快速に乗って加茂へ向かいます。加茂は第二のラリーポイント。恭仁京ゆかりの地である加茂には、奈良時代に聖武天皇によって造られた「恭仁京」という都がありました。スタンプの絵柄はその都にあった山城国分寺跡(恭仁宮跡)をモチーフにしたものとなっています。
- 加茂
- (10:10)
- 柘植
- (11:06)
V
- 加茂
- (10:10)
- 柘植
- (11:06)
柘植駅に到着。ここでも、スランプラリーのラリーポイントとして設定していましたが、実はスタンプ自体を設置していないとのこと。事前確認をしていないので、こういった出来事もつきものです。それもまた旅の一つということにしておきましょう。ところで、柘植駅もしくは伊賀上野駅は松尾芭蕉の生誕地として知られている名所です。鉄道唱歌でも、柘植の駅が松尾芭蕉の生誕地であることが歌われているほどで、構内には松尾芭蕉に関する資料が展示してありました。
- 柘植
- (11:31)
- 草津
- (12:15)
C
- 柘植
- (11:31)
- 草津
- (12:15)
柘植から草津線で草津へと向かいます。今回、またしてもやってきたのは113系の湘南色。過去4回のおおまわりの旅のなかで、いまだにカフェオレ色に乗車していないのもかなりの確率になるのかもしれません。
- 草津
- (12:27)
- 大阪
- (13:15)
A
- 草津
- (12:27)
- 大阪
- (13:15)
草津からは新快速に乗って一気に大阪へと向かいます。ここから大阪までの所要時間は小一時間。山科~草津間も大回りの旅では初めて乗車する区間となりました。
和歌山を出発してから約8時間の乗車をして、大阪に到着したのは昼を過ぎあたり。過去の大回りのなかでも比較的早く大阪へ帰ってきました。大阪駅構内は2011年に完成を目指す、大阪駅の再開発工事が急ピッチで行われていました。ホーム上には、ドーム屋根を設置するための鉄骨の骨が組み始められているのも確認できます。骨組みの大きさから、完成したときのドームは壮大なスケールになるものと思われます。
といったところで、第五回のおおまわりも無事に終了することができました。今回はスタンプラリーという企画を盛り込んだ旅にしましたが、スタンプの絵柄から感じるその地の歴史や名物は、旅の一つの見物として楽しむことができたように思います。次回以降も、スタンプラリーという要素を旅の一つとして盛り込んでみようかな?と、感じたおおまわりの旅でした。