• "おおまわり"第七弾 レポート

  • 2012年2月12日実施

  • 紀伊中ノ島
    (5:56)
  • 日根野
    (6:25)
R

昨年に引き続き、冬シーズンの大回り乗車を実施しました。経路は前回と同様、琵琶湖を一周するというコンセプトはそのままに、昨年とは逆の時計回りを計画。また、実施日の2012年2月12日は琵琶湖線の「SL北びわこ号」の運転日でもあり、乗車中にすれ違うタイミングを狙って行程表を組み立てました。ちなみに今回はキノが不参加ということで、鈴ちゃんとすじ雲の二人で実施しました。

  • 225系5000番台(関空快速+関空快速)

  • 日根野
    (6:31)
  • 大阪
    (7:27)
O R

日根野駅からは、車庫からやってきた225系と関西空港駅からやってきた225系を組み合わせた関空快速+関空快速に乗車。225系は登場してから1年とちょっとだけの新車とあって、いまもなおピカピカな電車です。車内は日曜日の朝ということもあって、大阪駅まで乗車率は比較的少ないといった印象でした。

関空快速に乗って一気にやってきたのは、大回りでは開業後初めての訪問となる大阪ステーションシティ。昨年5月に開業したこの駅は何といっても開放的な天井が印象的です。

  • 大阪ステーションシティと大阪駅
  • 7・8番ホームへの入口
  • 7・8番ホームのフルカラーLED案内板

  • 大阪
    (7:45)
  • 近江塩津
    (9:37)
B A

大阪駅から近江塩津駅までは新快速で一直線。近江塩津方の先頭車両に乗車しようと列車を待っていると、こちらも阪和線と同じく225系がやってきました。あとで気が付いたのですが、近江今津駅で切り離した後ろの8両は223系だったのでラッキーだったと思います。

この間は2時間ほどの乗車になりましたが、途中の京都駅では新幹線との並走があったり、琵琶湖を北上するにつれて車窓が雪景色に変わったりして、車窓の眺めがおもしろかったです。

ちなみに、近江今津駅では切り離し作業などを含めて13分停車しました。

  • 湖西線に入ると車窓は雪景色に変化
  • 雪が積もっているすれ違いのタンク車
  • 消雪用のスプリンクラー(近江塩津駅)
  • 近江塩津駅の駅名標
  • 近江塩津駅のホームを眺める
  • 乗り換え用の地下通路(近江塩津駅)

  • 近江塩津
    (10:05)
  • 草津
    (11:22)
A

近江塩津駅では琵琶湖線の電車がやってくるまでに30分の待ち時間がありました。前回は乗り換えに10分もなかったのですが、今回はじっくりと雪景色の撮影などを楽しむことができました。

そして、今回のお目当てであった「SL北びわこ号」とは長浜駅の手前ですれ違うことができました。ただ、たくさんの黒煙をあげて走り去ってゆくその姿は本当に一瞬だけしか見ることができませんでした。もう一度、SLを見るプランを立てるのであれば、改善の必要がありそうです。

  • ホームに雪が積もる余呉駅
  • 一面が雪景色になっている

  • 草津
    (11:27)
  • 柘植
    (12:09)
C

草津~柘植の草津線は琵琶湖経由ではもはやお馴染みの経路となりました。今回は113系の混色に遭遇。カフェオレ色側に乗車しました。

  • キハ120同士の並び(柘植駅)
  • 113系と駅名標(柘植駅)

  • 柘植
    (12:12)
  • 加茂
    (13:04)
V

柘植駅での乗り換えは、反時計まわりのように時間に余裕があったときとは違い、3分という乗り換え時間の短さでした。列車を降りるとすぐに列車がやってきました。

  • キハ120と駅名標(加茂駅)
  • 221系の大和路快速(加茂駅)

  • 加茂
    (13:15)
  • 奈良
    (13:30)
Q

加茂駅に到着するとすぐに大和路線の大和路快速がホームに入線。発車まではしばらく時間があったので駅名標などを撮影。柘植駅から我々を乗せてきたキハ120は、ほとんど休むこともなく大和路快速よりも先に加茂駅を出発。亀山駅を目指して走って行きました。

加茂駅からは大和路快速に乗って奈良駅を目指します。奈良駅からは桜井線を経由して和歌山駅を目指すことになるのですが、王子駅経由よりも桜井線経由のほうが乗り換えが不要であるかつ、早く到着するということでこちらを選択しました。

  • 奈良駅の駅名標
  • 105系(奈良駅)
  • 列車案内板(奈良駅)

  • 奈良
    (13:37)
  • 和歌山
    (16:34)
T U

奈良駅が完全に高架駅になってから初めて乗車した桜井線です。桜井線のホームももちろん高架の上になっていました。そして、この奈良駅からゴールの和歌山駅までは桜井線と和歌山線で乗り換えなしで3時間。途中、高田では桜井線から和歌山線に入るため列車の進行方向が変わります。これまでの大回りでは早朝時間帯にある117系に乗車していましたが、そのほかは105系になるので、3時間の乗車はかなり厳しいのが本音といったところです。

そんな和歌山線に乗車中、列車の待ち合わせで停車していた隅田駅で興味深い駅舎を発見しました。それは、駅舎を含めホームの一面に描かれたキャラクターの数々。写真は後日改めて訪問したときに撮影したものですが、地元の中学校にある美術部のみなさんが描いたものだそうです。ちょうど最近描かれたものらしく、昨年の大回りでは見かけなかったのはそういうことだったようです。

そして和歌山駅に到着しました。今年は前回よりも1時間遅く出発したのですが1時間遅いゴールとなったので、どちらのまわり方をしても所要時間は変わらないようです。

今回は「SL北びわこ号」を見るという目的も加えた大回りだったので、昨年とはまた違った旅を楽しめたと思います。いまは、現在は不定期となってしまった「日本海」を、近江塩津で運転停車中に撮影できるプランがいつか実施できればなと思っているところです。

  • 隅田駅の駅舎(後日撮影)
  • 105系(和歌山駅)
  • 和歌山駅の駅名標

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